やこラボ

書きたいことを書いてるので、記事に一貫性があったりなかったりする

稲城長沼駅の駐輪場問題を考える

今回は地元ネタです(交通に絡んだネタですが)。

 

JR南武線の中でも(運行上は)重要な駅である稲城長沼駅。通勤時間帯には始発電車もあるので少し待てば着席通勤が可能なので、川崎方面への通勤は楽になります。日中は快速電車が停車するので、毎時8~9本の運行がある駅になります。

 

さて、稲城長沼駅のいいところといえば、以下の4つだと思います。

始発電車があるので着席通勤が可能

快速停車駅

終電車で絶対に寝過ごさない(川崎23:59発稲城長沼行き最終)

駅前の駐輪場が無料

いま、地元民が地元の駅の利点を挙げましたが、このうち、駅前の駐輪場が無料という利点がなくなる状況となっています。

 

無料駐輪場がなくなる、ということは駐輪スペースがなくなる・・・?かといえば、そういうわけではありません。区画整理の進捗に伴い、無料駐輪場を廃止し、有料駐輪場を設置するというものです。

 

それでは、現在の駐輪場と新設の有料駐輪場の位置を見てみましょう。

印が現在の無料駐輪場の位置、自転車等駐車場が新設の有料駐輪場です。

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地図を見た感じ、「あれもしかして有料駐輪場のほうが遠い…?」と思う人が多いでしょう。実は、無料駐輪場を廃止して今より遠いところに有料駐輪場ができるのです。

 

それでは、この問題について詳しく見ていきましょう。

 

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案内の英語表記について

 メモ書き程度に思っていることを書きます。

 

 最近、東京オリンピックに向けて、外国人の受け入れ態勢を強化しようとしているようです。ですが、これだけは言いたい。

 

一般名詞の日本語をそのままローマ字にして英語表記に組み込まないで!

 

 まずは以下の写真をご覧ください。名古屋で3月に撮影した写真です。

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名古屋の地下鉄といえば、5か国語放送を流すくらいに外国人への案内が充実してる・・・と思いたいところですが。

運賃表の駅名表示のところの英字表記に注目してみます。

 

瑞穂区役所Mizuho Kuyakusho>

区役所は固有名詞じゃないだろォォォォォォォ

非漢字圏の外国人からしたら、この運賃表の情報だけでは「区役所」が地名の一部だと認識するしかなく、それが中村区役所、瑞穂区役所、港区役所、といった感じで各地に点在してるわけです。

 

 一方、次の写真は台湾の台北捷運(MRT)の運賃表です。一部抜粋です。

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台北車站<Taipei Main Station>

大安森林公園<Daan Park>

台北小巨蛋<Taipei Arena>

基本的に日本語でいえば一般名詞に当たる単語は現地読みではなく、直訳した単語を当てています。車站は鉄道駅のことを表すので、台北の中央駅として"Main Station"とするのは自然であり、外国人からしてもわかりやすい書き方でしょう。

森林公園→Parkはだいぶ端折った感じはありますが、とにかく公園であることが伝わります。

初めて「小巨蛋」という文字列を見たとき、小さくて巨大な卵ってなんだと思いましたが、こういう時に英語表記が役に立ちます。なるほど、アリーナ的な何かか。

駅名や地名の英語表記を当てるときに、駅名や地名に含まれている一般名詞を直訳することで、伝わりやすさが上がることが分かります。英語を知っている人ならば目的地にたどりやすくなるであろうと思います。中央駅とか公園とかイベント会場とかは目的地になりやすいですしね。

 

 こういういい事例があるので、ぜひとも日本でも、英語表記の際には一般名詞を日本語読みしたものではなく、直訳した英語を当ててみるといいのではないかな、と思います。東京オリンピックまでに整備が進んでくれるとなぁ、と思います。